(遥side)




「るき、おい!瑠姫!」



「んー....?」



「起きろって、」


俺がトイレに行ってる間に寝るとか。
とんだ神業だな


椅子だから寝心地が悪そうにしてたからゆっくりベットへ運ぶ




起こさないようにそっと髪を撫でる



「んっ、」



瑠姫の目から涙が一筋頬を伝った



「........おいていかないで、


まって、まって、








___お父さん、お母さん。」



そんな寝言を呟いた瑠姫の手を握り
子供をあやすかのように



「大丈夫、ここにいるよ」



そう伝えた