「起きて、ついたよ」
「おーい」
誰かよんでるような ... よんでないような
「出発しちゃうぞー」
「え!○△駅もうついたの?!」
「うん」

そういって飛び起きた私。
何事もなく電車降りてきたけどさ隣にいる人は誰。
まあ、声かけてくれなかったら乗り過ごして遅刻だったけだね。
ずっーーと見つめてたら視線を感じたのか

「なんかついてる?」
うお、イケメンさん
「目と鼻と口がついてますけど...?」
「ハハハ。そうじゃないよ!」
そう言って白い歯を見せて笑ったのは 藤 大吾くんというらしい。

「俺のこと知らないなんて ...」
そんなのこと言ってたなんて私には聞こえなかった。