「莉奈!莉奈!おい!莉奈!
だめだ!莉奈!」


莉奈は、俺の言葉を最後まで聞くことはなく、

一筋の美しい涙を流し、

意識を手放した。

遠くで鳴り始める雷。

救急車は、すぐに来て、

急いで病院に向かった。