これって、玄関のドアの鍵の音だよね…




泥棒?




泥棒って、どうやってやっつけるの?




恐る恐るキッチンにあった1番長いラップをもって玄関の方にいった





"ガサガサ"





やっぱり誰かいる…




ここは私が守らなきゃ!





玄関からリビングに入るドアがどうしても怖くて開けられないーーーー!!!!





と、ドアの前でドキドキしてると…




"ガチャ"




怖くてグッと目を閉じた




ラップを強く握りしめ泥棒に向けて



凪「か!帰ってください!!」




あとで考えたら、もうちょっとかっこいいこと言えばよかったなーって思う






凪「出てって!!」





怖くて涙が出てきそう。。。





信「何してんの」





怖くてつぶっていた目をゆっくり開けるとそこには………




凪「…………信さん!!」





凪「どこ行ってたんですか〜」




安心?ホッとして涙が出てきた





凪「泥棒だと思いました〜(グズッ」





信「悪かった。凪、1つ俺にも言わせろ」




凪「なんてズガ?(グズッ」





信「このマンションは、オートロックだ。良く言えば安心だし、悪く言えば鍵を忘れたら入れない。
だから、こんな簡単に誰でも入れるわけじゃない。」




信さんの言葉は私を安心させてくれた





凪「じゃあ、私からも1ついいですか?






片方の眉毛をあげて"ん?"という表情をしている信さん




その顔、めっちゃカッコいいです!!




じゃなくて、




凪「連絡先教えてください!
あと、嫌いな食べ物も!!」