榊「着きましたよ。」


凪「ありがとうございます。」


すっごく高いマンション


最上階とか、ホテルみたいなんだろうな


信父「待ってたよ。信」


信「親父…」


信さんの…お父さん?


凪「初めまして。
さっきはお電話で失礼しました。
神崎凪です。」



信父「こちらこそ、先ほどはどうも。
信の父です。」



信「なにをしに来た」



信父「鍵を渡しに来たんだ。お前、持ってないだろ?」



信「だったら、置いていけばいいだろ?何で親父がわざわざ持ってきたんだよ
母さんでもよかっただろ」


信さん、お父さんに敵対心丸出し…


これは止めたほうがいいかな?



凪「信さん!」


信「何だよ!」


凪「言い過ぎです。」


気がついてくれたみたいでうつむいてバツの悪い顔をした