誰かに
なんでこの話を受けたの?
って聞かれたら


迷わず答えられる。


お世話になっている人に自分のワガママで迷惑はかけれない


こんな私でも役に立てるなら喜んで引き受ける……と。



親の記憶がない私にとって


恵美さんと茂さんは本当のお母さんとお父さんのような存在


こうやって今生きてるのは2人のおかげだから


迷惑だけはかけたくない。


咲「凪が受けるなら私も受ける。」


ボソッと、言った一言


でも、ちゃんと聞こえたよ。


茂さんは嬉しいのがわかりやすいくらいにほっぺをあげて……




抱きついてきた


咲父「2人ともありがと〜」


咲「お父さん!ちょっと離れてよ〜」


凪「茂さん、苦しいです」