〜お風呂タイム〜


凪「なんの話だろうね〜」


咲のお母さん、恵美さんから呼ばれるなんて滅多にない


アメリカにいたからっていうのもあるかもしれないけど、いままでに呼ばれたのはお正月くらいだったし……


咲「んー。最近なにもしてないよねー
気になるから先にでるね」


凪「え?ちょっと待ってよ!
置いてかないでよ〜」



急いでお風呂から出て


みんながいるであろうダイニングルームのドアを開けると


咲「そんなの聞いてない!
なんでなの!?
帰国させたのはそれが目的!?」


咲父「そういうわけじゃないよ」


なんかケンカしてる!?


咲が怒ることはあまりないのに……。



みたかんじだと


咲のお父さん、茂さんが咲にちょっと押され気味かな?


ちょっとみてようかな〜


おもしろそうだし


咲母「凪、咲の隣に座りなさい。」


咲の隣に座れば、自然と恵美さんと茂さんと向かい合う


茂さんの表情はションボリしていてさっきの咲の言葉にやられたって感じだ


凪「私にも関係あるの?」


咲「大アリだよ。」


咲母「咲にはいま言ったんだけど、
2人にお見合いのお話がきているの。

もちろん断ることもできるわ。
でも、お相手のかたが是非2人に
ってくださったお話だから会ってみるだけでもいいかなって思って……」


凪「そのお話、いつですか?」


咲「凪!!この話受ける気!?」


凪「ただ会ってみるだけだよ」


咲父「凪、受けてくれるのか?」


凪「会うだけで良ければ……」


咲父「凪、ありがとう」


そう言った茂さんはホッとしたかんじだ