口からどんどん言葉が滑り出る…

海登への思いが溢れでる…

ヤバいなぁ…

瑠美重症だ…


「ウ…」


って海登起床????


えっムリムリ!!!


こんなグッチャグチャな顔見せれない!!


ムードもへったくれもないし!!!!




とっさに仕切りカーテンの裏に隠れた。


海登の部屋は個室だけど何故かカーテンがあった。


必要ないじゃん!!!
でも助かった!!!


「いってぇ…ふらふらすんだけど…って瑠美…??だよな。ニヤ
瑠美のこと俺がわかんないとでも思ってんの??
早くこっち来て。」



うぅぅぅぅ.....

モザイクが欲しい…


海登、きっと笑うんだろうな…



シャッ!!!


意を決してベッドわきに行った。


『うぅ~…
顔見ないどいて…』



そしたら海登は驚いた顔して、笑わずにあたしを引き寄せた。



「ごめんな…心配かけちまったな…」



抱きしめたまんま言われた一言。


腰に回された手や海登の体はほんのり熱かった…