『お母さん、お父さん行ってくるね!!』


「体に気をつけてね」


『わかってま―す!!』



大きな荷物やら何やらを詰め込んだボストンバックを持って家を出た私、


【神崎瑠美】カンザキルミ



実は今から寮に向かう所なんです!!


私が入った『山城学園』は、制服が可愛い上にかなりのお金持ち高校!!


しかも恋にまつわるかなり有名なジンクス??があるらしいんだ...



でも、一方で偏差値はかなり高いエリート校..


バカな私は入るために徹夜・徹夜を繰り返し..

そして、めでたく合格!!


今から寮の部屋の前日準備!!


高校こそ素敵な恋できるといいな..。




その時後ろの方から...


「よっ、瑠美!!お前も今から寮??」



こいつ、
【三島海登】ミシマカイト


私の幼なじみ。
家は隣、もちろん学校は小、中学校同じ!!

さりげなく勉強とスポーツ万能...


しかも,モテる!!
でも、猫被りで裏と表がある、超ドSで変態の意地悪野郎!!



高校も同じなんだよね....


違う意味で運命感じる..笑



『そうだけど…何??』


「じゃあさ、俺道わかんないから一緒行こうぜ!!」


『えっ...』


「ふ―ん…俺を断るんだ??瑠美」


ヤ、ヤバ....
何かヤバいかも??