「……耳……」
……耳……?
「……耳が……出てる……」
「は?」
いつも耳は意識しないと出てくることはない、狼の耳。
ソッと耳の位置に手を置いてみると………。
そこには柔らかい獣の耳の感触があった。
「は?!なんで?!」
「え?なに?どういうこと?!」
「え……俺、意識してねぇんだけど……」
は?マジどういうこと?
これ……どういうこと?
「じゃあ……何で……耳が……出て……るの……?」
「……さぁ」
なんで……だ?
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…