繋がりを持ちたくって。

そんなこと頭の隅にどんどんよってそのうち消えていく。


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「ただいまー、」





「美和？……？」



「おかえり、美和大事な話があるんだ。」


「…うん」

いつもと違って。
真剣で。


冷めてた。ふいんき。


なんかわかった。
きっと。


「父さん達な離婚することにしたんだ。すまない。母さんとも話し合った結果な。こうすることが父さんや母さん。美和の為だってわかったんだ。」


「…うん。」
(結婚って。


人生の中で大っきい

凄い事。なのに。

私の為…？ とかいって

だから。かな。やっぱり小さい頃の夢はこんな簡単にもろく小さくなっていくのか)

「美和ごめんなさい。本当にごめんね」

「仕方ないよ。お母さんとお父さんの決めた事なんだから。」

なんていって心の中で安心してるんでしょ？



(私は、辛いよ。お母さん。お父さん)




それが最後の言葉だった。

私は、お父さんについて行く事になった。

お母さんは、この家から出て。
もぉ。会わない。



血の繋がった。
他人になった。