30分後――


「ぐがー!! ぐごぉー... 」


翼が爆睡して、いびきをかき始めた。


うるさっ!!


おっさん並みだ。


しかも翼のいびきのせいで全然寝れない。


寝ようとしても、翼のうるさいいびきで眠気が吹っ飛んでしまう。


こんなことになるんだったら、喧嘩してでも翼を帰すんだった。



ああ..... またテストの日みたいに、一睡もできないまま朝を迎えるんだな.....


俺は自分の運命を悟ったのだった。






side 司 ―end―