数分後――


ジャーー.....


トイレの水の流れる音とともに、翼が出てきた。



「スッキリしたぁー!! サンキュー!!! 」


「はいはい。はやく戻ろうぜ。」


俺は適当に返事をして、階段を上がり始めた。


翼もそれに続く。



そして2階に着いて、俺が自分の部屋に戻ろうとしたとき翼がこんなことを言い出した。



「ねぇ、怖いから一緒に寝ていい? 」