「胡桃ちゃーん!」
名前を呼ぶ声が聞こえて振り返った。
「桜ちゃんっどーしたの?」
桜ちゃんが走って来てた。
「胡桃ちゃん家どこ?帰り一緒に帰らない?」
「帰る!カバン取りにいこっ」
家の住所を教えたら桜ちゃんもその近くに最近引っ越してきたことを知った。
私の家から5分程度で着くらしい。
携帯をみると1件LINEが入っていた。開くと雅からで『友達と帰るから先帰ってる』とのことだった。返信を打ちながら歩いていると「胡桃ちゃん前!!!」
ドンッ
「いたた~」
何かに当たっちゃった。
「ごめんね、大丈夫?ケガしてない?」
パッと前をみると知らない男の子が心配そうにこちらを伺っている。
「あ、はい。大丈夫です。こちらこそごめんなさい。」
前を見なかったこっちにも責任あるし。
「新入生だよね?名前は?俺琥太郎」
「桐谷胡桃です。」
「胡桃ちゃん、今度からちゃんと前みて歩くんだよ。じゃーね」
これが私とあの人との初めての出会い。
名前を呼ぶ声が聞こえて振り返った。
「桜ちゃんっどーしたの?」
桜ちゃんが走って来てた。
「胡桃ちゃん家どこ?帰り一緒に帰らない?」
「帰る!カバン取りにいこっ」
家の住所を教えたら桜ちゃんもその近くに最近引っ越してきたことを知った。
私の家から5分程度で着くらしい。
携帯をみると1件LINEが入っていた。開くと雅からで『友達と帰るから先帰ってる』とのことだった。返信を打ちながら歩いていると「胡桃ちゃん前!!!」
ドンッ
「いたた~」
何かに当たっちゃった。
「ごめんね、大丈夫?ケガしてない?」
パッと前をみると知らない男の子が心配そうにこちらを伺っている。
「あ、はい。大丈夫です。こちらこそごめんなさい。」
前を見なかったこっちにも責任あるし。
「新入生だよね?名前は?俺琥太郎」
「桐谷胡桃です。」
「胡桃ちゃん、今度からちゃんと前みて歩くんだよ。じゃーね」
これが私とあの人との初めての出会い。