「ひめー!」

「おはようアヤちゃん」

前から歩いてくる色素の薄いべリベリショートの髪のモデルさんみたいな女の子は中学校からの友達の彩(あや)ちゃんである

「アヤちゃんまた髪切った?」

「うん
新入部員も入ってくるからね、
気合い入れようと思って。」

アヤちゃんは弓道部でなかなかの腕前らしい。そんなたわいもない話をしながら登校していくと見えたのは
クラスの書いた掲示板の前に群がるたくさんの生徒たちだった

「す、すごいね」

「うわー
姫が見に行ったら絶対潰されるわね」

「そぉだね、、、」「あやー」

アヤちゃんを呼ぶイケメンな男の子が前から走ってきた

「健人先輩」

「おはようアヤ
ヒメちゃんもおはよう」

「おはようございます」

「健人先輩、朝からなんですか?」

「アヤは相変わらずだなー
お前のクラス見てきたから教えてやうと
思って」