「ごめんなさい。先輩忙しいのに、変な事訊いて。」

 多恵は相変わらず真っ赤な顔で恥ずかしそうに俯いてる。なんだか私は鈴木が気の毒で仕方なくなってきた。

「いや、、別に、いいけど。。」
 なんとなく気まずくなって、2人で無言でシェイクを飲む。

「そ、そろそろ、帰りましょうか?」
「あぁ、そうね。」

多恵が2人の紙コップを重ね、トレイの上に乗せた。彼女が席を立つ前に、私はもう一度尋ねた。