その頃桃の中では…

「くそっ、拾えよ、あのババァ!
…これ海まで流れていくのか?
…腐るよな。
…俺泳げねぇ!!!死ぬ!!
…どーすんだ。」

桃太郎があれこれ考えておりました。

「…転がせる…か?」

体重をかけてみました。

「うおおおおお!
目が回るううううう!!!」

…そりゃそうなりますよね。

“ゴンッ”

「いてぇっ!」

…どうやらお婆さんの家の前に着いたらしいです。