奏汰を試した
あたしは、とことん最低…
「奏汰、泊めて?」
奏汰は、優しいから断らない
友達の所に泊まるって、嘘ついて
奏汰の部屋に入った途端
あたしは、服を脱ごうとした
「コラコラ!!なにやってんの?」
以前にも、奏汰の部屋に泊めてもらった
奏汰は、あたしに何もしない
わかってて、こんなことするんだから
あたしは、どおかしてる
「からかって楽しい?」
「え?」
「ステージで、あたしをからかって楽しいかって聞いてんの!!」
「からかってない」
「妹みたいだって言ったじゃない!!」
「言ったよ?だけど、好きだから」
「あたしじゃない!!
奏汰だって、あたしじゃない!!
あたしが…こんなだから?
魅力ないよね?汚いもんね…」
奏汰は、あたしの痣をみても
声色を変えなかった
「結、俺は汚いなんて、思わないよ
体に痣や傷がある人なんて、たくさんいる
珍しくもないよ
それよりも、好きでもない俺の前で
服を脱ごうとすることのが、腹立たしいけどね!!俺だって、男なんだ!
結が大事な妹だから、抱かない!!
他の男の前とかで、絶対するな!!」
あたしのほしい言葉をくれる
「奏汰…どうしたら、好きじゃなくなるのかわかんない…
苦しいの……
こんな体、やだよ…
なんで… 病気なの……」
病気じゃなくても、浩一君は瑠美さんを選んだかもしれない
だけど、あたしは病気を理由に
健康な瑠美さんを選んだと思いたい
あたしは、病気やこの体に負い目がある
子供を2回も産めなかったから
「体とか、心とか、病気とか
すべてひっくるめて、結だから
俺は、すべて大事にして欲しい!
結には、俺がいるんだぞ?
俺が一緒にいるから!
いつも隣にいるから!」
「奏汰ぁ!!」
あたしには、奏汰がいる
むしろ、奏汰なしでは
生きていく自信がないくらい
どうしたら、奏汰みたいに
誰にでも優しく
誰も傷つけずに生きられるの?
あたしがいるせいで、瑠美さんは不快
浩一君もどっちつかず
あたしがいるから
皆が悲しむんじゃないの?
あたしが手放せば
皆が幸せになれるんじゃないの?
あたしは、泣きまくった
あたしは、とことん最低…
「奏汰、泊めて?」
奏汰は、優しいから断らない
友達の所に泊まるって、嘘ついて
奏汰の部屋に入った途端
あたしは、服を脱ごうとした
「コラコラ!!なにやってんの?」
以前にも、奏汰の部屋に泊めてもらった
奏汰は、あたしに何もしない
わかってて、こんなことするんだから
あたしは、どおかしてる
「からかって楽しい?」
「え?」
「ステージで、あたしをからかって楽しいかって聞いてんの!!」
「からかってない」
「妹みたいだって言ったじゃない!!」
「言ったよ?だけど、好きだから」
「あたしじゃない!!
奏汰だって、あたしじゃない!!
あたしが…こんなだから?
魅力ないよね?汚いもんね…」
奏汰は、あたしの痣をみても
声色を変えなかった
「結、俺は汚いなんて、思わないよ
体に痣や傷がある人なんて、たくさんいる
珍しくもないよ
それよりも、好きでもない俺の前で
服を脱ごうとすることのが、腹立たしいけどね!!俺だって、男なんだ!
結が大事な妹だから、抱かない!!
他の男の前とかで、絶対するな!!」
あたしのほしい言葉をくれる
「奏汰…どうしたら、好きじゃなくなるのかわかんない…
苦しいの……
こんな体、やだよ…
なんで… 病気なの……」
病気じゃなくても、浩一君は瑠美さんを選んだかもしれない
だけど、あたしは病気を理由に
健康な瑠美さんを選んだと思いたい
あたしは、病気やこの体に負い目がある
子供を2回も産めなかったから
「体とか、心とか、病気とか
すべてひっくるめて、結だから
俺は、すべて大事にして欲しい!
結には、俺がいるんだぞ?
俺が一緒にいるから!
いつも隣にいるから!」
「奏汰ぁ!!」
あたしには、奏汰がいる
むしろ、奏汰なしでは
生きていく自信がないくらい
どうしたら、奏汰みたいに
誰にでも優しく
誰も傷つけずに生きられるの?
あたしがいるせいで、瑠美さんは不快
浩一君もどっちつかず
あたしがいるから
皆が悲しむんじゃないの?
あたしが手放せば
皆が幸せになれるんじゃないの?
あたしは、泣きまくった