午後の授業は実技。
演習場を使い授業が始まっていた。
「魔法の実技は初等部高学年でしたと思うが中等部からは、難易度を上げて本格的にやっていくぞ。
まず魔法は大きく分けていくつあるかな?ルグアス」
「はい!魔法は大きく分けて、3つです。」
「そう、魔法は大きく分けて3つある。
ではそれをなんと言うのか、違いはなにかな?鈴鐘」
「はい。その違いは、
火・水・風・土・雷・氷の6属性の魔法、
6属性の魔法以外、
光と闇の魔法であり、
6属性の魔法を系統魔法、
それ以外を無系統魔法、
そして、光と闇の精神魔法です。」
睨む貴族達をよそに燐は淡々と解答した。
「うん。満点の解答だ。では、その魔法は全てつかえるのかな?月島」
「はい。個人の相性、得意不得意の魔法があるため、全て使えるわけではありません。」
スラスラと解答していく生徒達をみて圭は
「正解。うちのクラスはさすがだな。」
と、感心していた。
「月島が言ったとおり、自分の相性、得意不得意がある。
必ずしも全く同じ魔法を使うわけではない。そこで、今日は自分のパートナーどうしで魔法の練習をする。
それじゃあ、早速始めてくれ。」