次の日の朝、


私は美玲を呼び出した。



「あのね……「ごめんね」え？」



「なんで美玲が謝るの？」



悪いのは私の方なのに……



「私、いっぱい香織を傷つけちゃった」



「そんな……私の方がいっぱい傷つけたよ」



「ううん。本当のことかはわからないのに香織に言った私が悪い。ほんとにごめんね」



そんな……私が謝らなくちゃいけないのに……




「こんな私を許してまた、友達に戻ってくれる？」



そんなの……



「もちろんだよ。私と美玲は、ずっと友達だもん」



私がそう言った瞬間美玲は安心したように微笑んだ。