朝、登校すると美玲が私の席にいた。 私が来たのが気づいた美玲は、 「ちょっと来て」 そう言った。 いつもの美玲と違う雰囲気だったから、 ついていかなくてはならない気がした。 先に口を開いたのは、美玲だった。