「美玲、今日、一緒に帰らない?」 「いいよ」 「…それでね、話したいことがあるから、寄り道してかない?」 「…わかった」 「ここでいい?」 そう言って、美玲が指さしたのは、可愛い 雑貨がいっぱい売っているお店だった。 「かわいー」 「香織、なんか元気なかったから…ちょっとでも元気になって欲しくて」 「ありがとー」