「でさ?どういうときにあげれ……慧!?」

私が話を進めようとすると慧が顔を真っ赤にして倒れていた。私が押しかけたせいで負担をかけてしまったに違いない。

「すっごい熱!」

私は慧をベッドに運び、熱冷まシートを貼る。あとは寝かせておけばヘーキなんだけど。心配でその場を離れられない。

「う、うぅ……ん。」

「す、慧?大丈夫?まだ寝てないとって……え?」

私は慧に腕を引き寄せられ唇が重なり合う。それはほんの一瞬で、離れたけど私はびっくりが止まらなかった。