俺はさっきまできずかなかったのに気づいた



いつもより豪華な料理に



ケイキ、プレゼント



カレンダーには俺の誕生日と書いてある



俺は初めて声を出して泣いた



気がつかなかった



咲が、俺のためにここまでしてたなんて



急いで咲の服を取り病院に戻った



「先生咲は?」



「心臓病ですね、彼氏さんは何か知りませんか?」



俺は情けないけど



「何も知りません」



「そうですか、」



俺は咲のいる病室に戻った



周りから聞こえるひそひそ声が聞きたくなくても耳に入る



「不運な事に誕生日になんて」



え、なんで誕生日?



「なんで誕生日なんですか?」



「え?知らないの、この子今日が誕生日なんだよ」



え、咲の誕生日?