二日目…私は教室になにげなく入り、周りには警戒して梨子ちゃんに話しかけた
「ねぇ、梨子ちゃんっ」私はらはっきりと聞こえる声で言った。
「っや、やめてよ!あんたと一緒にいたら、私までターゲットにされるじゃん!」
「そんなっ…梨子ちゃん」私は目の前が真っ暗になった。あぁ、信頼してた人に裏切られることはこんなにも辛いんだ…

「梨子ちゃんっ!梨子ちゃんっ!」私は走って追いかけて、思わず梨子ちゃんの手を取った
「放してっ!やめてっていってるじゃん!」
「う…ぅう…」廊下で私は、崩れたように泣いていた。
「…大丈夫?」後ろを振り向くと、私にハンカチを差し出してくれてる人がいた
「ありがとう…貴方は?」キリッと眼鏡をあげて彼女は言う。
「2-1…神埼、神埼縷々よ 今2-2ではいじめゲームが始まったんですってね、皆が噂してたわ」
「知ってる…のに、なんで…話しかけてくれ…るの?」自分までいじめられるかもしれないのに
「いじめなんて…どうってことないわ、私はわかるもの、前の学校じゃ、いじめのターゲットにされてたんだもの、気持ちはわかるわ」
「じゃ、じゃあ…友達になって…くれるの?」私は最後の希望だった
「えぇ、もちろん」彼女は優しく微笑んだ