「お腹すいたー。
まずはお腹を何とかしないと頭に入んないよ。」
まみが目の前のお菓子を見て言った。

「そうよね。おあずけは無理よね。
賢い犬じゃないんだから。」
亜里紗も美沙希も同意した。

「本当にあなた達は何考えてるのよ。
勉強した後のご褒美として買ったんじゃない。」
カオリが諭して続けた「でも無理よね。
食べたい年頃だもん。先食べるのに賛成!」
みんな一斉に食べて飲んだ。

そしておしゃべりも。
 「ねぇ、昨日のテレビ見た?
信じていた好きな人に裏切られたらどうする?
私ならドラマみたいに泣いて諦めるなんて絶対に嫌。
憎い相手の男性を殺してやりたい。」