『…………』
何も言えないでいると
「…あっ、迷惑でしたか…?
すいません……。あのっ!失礼します!」
『あっ、ちょっと!』
私の声もむなしく走り去っていく、…えっと、
細石さん…?
わたしは背中を見送るしかできない。
えっちょっとなになに。
なにがおきたのよ。
本当になんでわたしなの??
かわいいし他にも友達できるだろうに、人気者って雰囲気を持ってるわけでもないわたしに声をかけたのか…。
んんーーー。
わからないけどとりあえずはいいかな。
そうだ。今何しようと思ったんだっけ…。
あ!鈴々だ鈴々を迎えに行こうと思ったんだった。
とりあえず行くかなー。