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「〜〜〜えーー、というわけで

今日からこの学校の生徒としての自覚を持って

〜〜……」

えー、ただいま入学式の真っ只中。

そして、校長先生の話の最中でもある。

集合時間にはちゃんと間に合った。

間に合って良かったねって鈴々と話した。

ギリギリかなぁなんて思ってたけど校門から教室までの距離も意外と短くて余裕で到着できたの。

と言うかとにかく校長先生の話が疲れる。

そんなのほぼ聞いてないんだけど。

いや、一応聞いてはいるんだけど、たまにふと気づくと何の話してるんだかよくわからないという感じ。

いつの間にかぼーっとしてるって説明が正しいかな？

まあ話長すぎるしぼーっとしちゃうよね。

わたしたちにむかって7分位喋っていらっしゃるわけだし。

まぁその間ぼーっと、というか考え事ができたから良かったんだけどね。

考え事とは、さっき桜を見つけたとき鈴々と話したこと。