それからは何人かに告白されて付き合ったけど、李葆みたいな感覚は起きなかった。

いつも李葆を目で追っていた。

笑うとこ、悲しむとこ全てが愛おしいと思った。

告白しようと何回も思った。

せめて、李葆の眼中に入りたかった。

半年後。