「…なっ……!」

先輩が私を長椅子に寝かせる形で押し倒した

焦点が合わなくなるくらい近い先輩の顔
その口から漏れる吐息が私の首にかかっている…


「ごめんね
ちょっと乱暴…だったかな」

固まっている私に先輩が言った

「いえ、そっそれより…
私と藍田先輩の関係は先輩後輩ですし…
まだ中学生ですし…
何より私が先輩に似合うとは…」


そう私が言うと、先輩の顔が曇った