彼女はいつものように微笑む。


「私も、今、あなたが好きです。」





僕らは、触れられない。

僕らは、互いの温もりを知らない。

僕らは、もう永遠に会えない。

僕らは、結ばれない。



それでも僕らは





今、好きだから。

窓の向こうの君とキスをする──・・・