「高岡まじかよ!」

「徳永のどこがよかった?」

「いや…これは…その」

俺は混乱してしまった。

「徳永さんやるわね〜」

「夏焼さんかわいそう〜」

「……」

とくちゃんは下を向いていた。


その時

須賀屋が掲示板を背に掲示板を見ている同級生に向かって


「みんな〜こんなの新聞部のでっち上げだよ!信じないで!!さぁ〜教室に行って〜」


大きい声で言った。

掲示板にいた同級生は教室に行った。

「す…須賀屋、ありがとう」


「困っていたら、助けるよん!」


同級生が教室に戻り始めたとき、とくちゃんはなぜかじーと号外を見ていた。


「……まあがたかっちと不倫……」


とくちゃんはぼそっと言った。

「どうした?」

「な…なんでもない」

とくちゃんは嬉しそうだった。

「さぁ〜教室に行こうん」
俺らは教室に行った。