「彼女いるの?」

「彼女は……います。」

「名前は?」

「えっ!……な…夏焼莉莎子です」


「年齢は?」

「じゅ…18です。」

「今、1番君のことを信頼してる人は?」


俺は戸惑った。

(今、俺のことを1番信頼してる人……りさこ…いや、あいつだ!!)

「須賀屋都美です」

「年齢は?」

「17歳です」

「はい!わかりました」

「あの〜なんでこんな質問するんですか?」


俺は質問されながら気になっていた。


「君のこと……高岡くんのことが気に入ったから」


「へっ?」

青江さんはそう言うと、ブラックコーヒーを飲み干した。

「マスター、もう帰るね」

青江さんはブラックコーヒー代を払いに行った。


「今……幸せ?」


青江さんは帰り際に俺に言った。

「……幸せじゃないです」

「そう」

青江さんはなんだか悲しそうだった。

「また、来週会いましょ!!ここで!それまでには、その敬語やめておいてね〜」
そう言って、行ってしまった。

俺は青江さんが帰った後、マスターにおごってもらった、ほっとミルクを飲み、帰った。