俺は愛がいる玄関まで言った。


「電話誰だったの?みよちゃん?それともあかりちゃん?」


愛は女の子からの電話だと思っていた。


「ち……違うよ!友達の屋良から!!……雪合戦しようって誘われて……」


「……たかちゃん……雪合戦するの?」


愛は不安そうに言った。


「雪合戦するよ!……だから、愛……ごめん。また、今度……」


俺は愛の誘いを断った。


「……わかった……」

そう言うと、愛は何処かに行ってしまった。


俺はその後、すぐに学校へ行った。そして、雪合戦をして遊んだ。

2時間くらい経った頃、俺たちは休憩をしながら次何して遊ぶか考えていた。


「次なにしようか?」

「雪だるま作るか?」

「雪だるま!?面白くないよ!」


その時、友達の1人が

「あっ!雪だるまで思い出したけど、高岡と同じクラスの大前が1人で雪だるまを自分の家の前で作ってたぜ!!」

と言った。

(えっ!?)

俺は嘘だと思った。


「あっ!それなら、俺も見た!!」


他の友達が言った。


「大前ってたしか……高岡と仲良かったよな……」


友達が全員俺を見た。


「あ……愛とはと……友達なだけだ!!」


俺は友達に勘違いされたくなかった。


「ふ〜ん!」

友達の何人かは俺を疑っていたように見えた。

……その後、30分遊んだが、俺は愛のことが気になり友達との遊びを止めて、愛の家に向かった。