インターホンを押すと出てきたのは宙のお母さん




「ちょっと待っててね」



そう言って瑠衣の部屋まで見に行ってくれた



「ごめんなさいね。瑠衣、寝ちゃったみたい」



・・・早くねぇか?



まだ8時だぞ?





「わかりました。明日、いつもの時間に迎えに来るって伝えてもらってもいいですか?」




「えぇ、伝えておくわね」




そして俺は瑠衣の家をあとにした