え?


・・・ブレスレット??




あの時の不安そうな顔とは違い、満面の笑みを向けてくれる



「・・・・・・貰ってもいいの??」



「うん!」




そう返事すると同時にひざまづく





「・・・卒業したら」



そして私の手を優しくとった




「俺と結婚してください!」



「・・・え?」




いきなりのプロポーズのような言葉に宙を見る



そこには優しい笑顔を浮かべながらも、真剣な面持ちの宙がいた