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記憶をたどって、あの時の場所らしき所に着いた




あの時と違うのは立っていることくらい



「瑠衣には、笑顔が似合うんだから・・・いつでも笑って」




優しい笑顔で言った


あの時よりもずっとカッコよくなった宙



なんだか恥ずかしくなって、照れてしまう




きっと私の顔は真っ赤になっているんだろうけど、宙は続ける




「・・・受け取ってくれる?」




そう言って差し出したのは指輪


・・・ではなく、ピンクゴールドで作られている花が、いくつもついている可愛いブレスレットだった