「っ・・・おい!」 宙の怒っているような声でキスされた事に気づく 「最後の意地悪許して(笑)」 さっきの苦しそうな声とは一転、優しい笑顔で去っていった 「・・・・・・」 「・・・・・・」 沈黙の中、取り残された2人 「・・・行くぞ」 素っ気ない言葉とは裏腹に、私の手を優しくとって歩き出した その時、宙の手が微かに震えていることに気付いた