「瑠衣!!」



声だけでわかる


・・・大好きな宙の声




蓮斗先輩はゆっくりと私から離れた




宙の方へある気だそうとすると


「瑠衣・・・」



蓮斗先輩に名前を呼ばれた




『何ですか?』


そう言いながら後ろを振り向くと・・・



「え?・・・きゃっ」



いきなり腕を引かれた




そして頬に暖かい感触