「それでは出発いたします」


蓮華の家の運転手さんが私たちに声をかけた


「よろしくお願いします」


楽しかったお泊まりもあと少しで終わり


それにしても…

「…ふぁー…」

ねむい…


そりゃ、あれだけ夜更かしすればそうなるだろうけど…


出発時間、早すぎるよ!!


5時半だよ!?

3時頃まで起きていた女子組にとっては辛い


寝る前に帰る準備をしておいたから良かったものの…


2人もかなり眠そう


「瑠衣…なんで3人眠そうなんだよ」


「それはねぇ…」


どこから出てきたのか…近くにいた蓮華が会話に入ってくる