「私のこと…いつから好きでいてくれたの?」


「…幼稚園のときから…」


!!

そんな前から…


彩翼の気持ちも知らないで、龍のことを相談してしまった


「ごめんね…彩翼の気持ちも考えずに相談した…無神経だったよね…」


彩翼は優しく頭を撫でてくれる


「俺は蓮華が幸せなら、それで良かったって言っただろ…まぁ、手に入れた今は離さねぇし、離せねぇからな(笑)」



嬉しい


…叶わないと思っていた恋が叶った瞬間だった


「…私ね…彩翼のこと、好きだった時もあったんだよ」


私の言葉を聞いて彩翼が目を見開いた


「え?…は?…」


明らかに動揺している


「え、え?…いつ?」