私が必死に作った壁も、その笑顔と優しさで軽々と超えてしまった


認めるつもりはなかったのに…

認めざるを得なくなってしまった


でも…



「ご、めん…宙…」


声にならない声でつぶやいた




私には守らなければならない約束がある



待っていなければならない人がいる