着いた時、ちょうどイルカショーが始まった


「…わぁ、可愛い」


やっぱり本物のイルカは思っていたよりも大きい


飼育員さんの指示に従い、ジャンプを繰り返す



水の中で自由に泳ぐ事のできない人間と比べると凄さがわかる


さすがのジャンプ力


「可愛いなぁ…」


「ふっ…瑠衣、目が輝いてる」



宙のそんな声が聞こえたけど耳に入ってこない


そのくらいイルカショーに夢中



ショーが一段落して飼育員さんがマイクで話す