…でも何か忘れてる気がする…



「…おい、俺らの事忘れてねぇ?」



「「「あ…」」」



女子みんな完全に忘れていた男の子の存在



「う、ううん。そんな事ないよ〜」
と蓮華


「そ、そうそう。女子会してたの〜」
と音遠



1人の男の子がため息をついて言葉をつなげた




「…つまり?」



「「忘れてました」」




蓮華と音遠は潔く認めた




『すみません』


私は心の中で謝る


私も忘れてたからね(笑)



「まぁ、いーじゃん。女子は仲良くなったみたいだし…。俺、暁 彩翼(あかつき さいは)よろし
くな…えっと、瑠衣」