「つ、付き合ってるて…弓弦くん…あんなのが」 「おいおいマジかよ~」 「あんな地味な子のどこがいいわけ?」 一瞬静まり返ったかと思った教室は、すぐにざわつき始め こんな会話が教室中を駆け巡った。 ニコニコしながら、いつの間にか仲良く櫻チャンと話している平川に 「私が、いつあんたと付き合うなんて言った? じょ、冗談でしょ………」