『気づいたのは…今なんだよ?? でもね、きっとコタくんがそばにいてくれたあの時からコタくんのこと好きだった』

梨桜菜は、はにかんだ。

『私もね、同じこと考えてたんだけどね?? いつから私のこと好きだったの??』

梨桜菜が同じこと考えてたことが嬉しくて自然と緩む頬。

それは、梨桜菜も同じらしい。