私は、帰るはずのない母親を毎日毎日待っていた。 気づいたのは、学校帰りだったんだ。 途中で、私は母親とすれ違った。 前と何も変わらない少し元気になった母親。 母親の隣には優しそうな男の人がいて、母親の腕には…子供がいた。