琥太郎 side

大学の過程を無事に終えた俺たちは、今日は、ずっと一緒に過ごすことに決めてた。

そして、俺は、この日に決めていたことがある。

梨桜菜の母親には、ちゃんと許可を得てる。

だから、きっと大丈夫。

俺は、張り裂けそうなくらい鳴り響く心臓を落ち着かせようとずっと言葉をかけていた。