『柊木 梨桜菜』

先生は、私の名前を呼ぶ。

『最初は、この場所が大嫌いだった。だけど…この大嫌いな場所で、大好きな人ができた。私の居場所もできた。だから…今では、言葉では表せないくらいここが大好きですっ!!』

最後は、もうめちゃくちゃな顔になりながらもちゃんと言い切った。

『ありがとうございましたっ!!』

最後には、みんなで大きく挨拶をして別れた。