お母さんは、大粒の涙を流してた。 『リナっ…。大好きよ。例え、離れていてもあなたは、私の大切な家族よ。それを忘れないで…。あの子とも幸せになるのよ??』 最後には、泣き笑いになった私達。 『あの子なら、きっとリナを幸せにしてくれるから。あの子の傍に、一生いるのよ??』 『はいっ!! お母さん、ありがとうっ!!』 私は、きっと今までで初めてだと思う。 全てをひっくるめて笑えたのは。